みんないっしょに、誰もが通い続けることができる学校を
大空小学校がめざすのは、「すべての子どもの学習権を保障する学校をつくる」
ここでは、障害があると言われている子も、自分の気持ちをうまくコントロールできない子も、みんな同じ教室で学びます。
~いつもいっしょにいるのがあたりまえ~
ふつうの公立小学校ですが、開校から9年間、子どもと教職員だけでなく、保護者や地域の人もいっしょになって、誰もが通い続ける学校をつくってきました。
みんながつくる みんなの学校
みんなで学校をつくるって楽しいですよ。
みんながつくる みんなの学校
すべての子どもが安心して学べる居場所を地域の学校に
大空小学校の学校の理念は「すべての子どもの学習権を保障する学校をつくる」ことです。これは、公立(パブリック)の学校の理念だと思っています。
子どもは一人一人みんなそれぞれの個性を持っています。
身体の障害や発達障害がある子、すぐに暴力を振るってしまう子、家の中で安心して過ごせない子、言いたいことも言えなくてがまんしてしまう子など、一人一人みんなちがっていてあたりまえです。障害のある子に支援が必要なのは「特別」ではありません。あたりまえに必要な支援です。その支援は、その子がその子らしく社会で人とともに生きていく力につながる支援でなければなりません。
「多様性こそ進化の原動力」の時代を生き抜く子どもたちです。
そのためにも、学校は今、変わるときです。
学校が困ることやできないことはやめよう排除しようではなく、「どうしたらできるだろう」と、子どもの周りの大人がみんなでいつも悪戦苦闘していると、そんな大人の空気を吸っている子どもは自分たちからそんな学びの場をつくっていくものです。
子どもも大人も自分が自分らしくありのままの自分を出し合って学び合うところに学びの本質が生まれます。力で人は育ちません。
困ったことがあってもみんなで考えると、ふっと前が見えてきます。
うれしさは何倍にもなってみんなで喜べます。
みんなで学校をつくるって楽しいですよ。
みんながつくる みんなの学校を
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